舞鶴のスポーツ整体プロ、総合整体療法室です。
今日は私が常々思うスポーツの指導について書いてみようと思います。
まず指導していくにあたっては2つあります。
コーチングとティーチングです。
コーチングとは何か?
コーチングは導くという意味があります。
導くとはどういう意味なのか?ですよね。
簡単に言うと導くとはヒントを与えて考えさせると言うことですね。
日本のスポーツ指導はこのコーチングをされてる方が非常に少ないです。
では、ティーチングとは何か?
ティーチングは教えると言う意味があります。
簡単に言うと答えを教えてから指導すると言うことですね。
日本のスポーツ指導はティーチングが9割がティーチング指導になります。
ティーチングで指導すると出来るようになるまでの初速(出来るようになるまでのはやさ)は格段に早くなりますがその後の成長は遅くなります。
私は基本的に教え方はコーチングのやり方をします。
しかし成長を早く臨まれる方にはあまり評判はよろしくありません。
なぜなら目に見えての成長が感じられないからです。
しかしコーチングで指導するとメリットは多くあります。
自分で考え悪いところ出来ないところが分かってくるので修正しようと努力するから、変な癖がつかないし正しい身体の使い方を出来るようになるからスポーツ外傷が出にくくなります。
しかしティーチングは初めから答えを教えて指導するので正しい動きを理解せずに動くので故障の原因になります。
(初めてする動きはティーチングが大事になります。)
ある程度出来るようになったらコーチングで指導します。
選手や子供に考えさせることを大事にしていきます。
私がとある学校で指導してる時に「あなたやり方では強くならないです。」と言われたて批判されたことがありますが、今やってるスポーツを好きになってもらい生涯スポーツとして続けてもらうためにはこのスポーツが好きだと思ってもらうことが大事になると私は考えます。
一朝一夕で強くなるのはセンスと才能だと思います。
選手が自主的に考え練習するようにしてあげることが大事です。
勝つことだけを目標に指導すると楽しくないし、やる気は全く起こってきません!
そんなチームは強くなるわけもないし勝てるわけがありません。
どうすれば勝てるのか?を選手自身とチーム全体に考えさせ、また負けたことを考えさせどうして負けたのかを考えさせなければなりません。
そうすることにより主体性が生まれ選手とチームのレベルアップに繋がってくるとおもいます。
私も指導で批判されましたが、選手は考えて練習や試合をしていたと私は思います。
知らないことを教えるティーチングはいいですが教えた後は自分で考えるコーチングに切り替えることですね。
出来ない選手を見ていてイライラすると思いますが黙って見守ることも指導者と保護者の役目だと思います。
本当にわからなければ選手や子供から聞いてきます。
指導者や保護者の独りよがりの指導は選手や子供のやる気を削ぐことになります。
選手や子供としっかり話をして考え方や悩みを把握する事が大事になってきます。
要はデータ集めですね。
指導者や保護者のエゴで俺や私の言うこと聞いてたら強くなれると言うのはあり得ない話です。
それで強くなる選手や子供もいるでしょうが1割程度だと思います。
十人十色という言葉があるように人それぞれの個性があります。
みんながみんな同じことを教えても上手くなるはずがありません。
選手個々の特性を見極めて指導することが大事だと思います。
私は自分の子供にも何故負けたのか?何故出来ないのか?を試合見たり練習見た時に必ず聞いて考えさせます。
そうすることにより普段から考えるので、いざ聞いてみた時は答えが返ってきます。
考えてもわからない時はもちろん答えを教えますが、その後に「今後どうしたら出来るようになる?」と聞いてみます。
直ぐ答えられない時は考えて後日聞くことにしています。
そして結果を私は直ぐに臨まないのであまり怒るようなことはしません。
しかし、明らかに勝てる試合を気持ちが抜けてて負けた場合はカミナリを落とします。
メリハリをつけて指導することも大事なのでね。
今の日本は未だに指導においてティーチングされてる方が多いと思います。
外部の指導者、学校の先生、保護者の方もう一度自分の指導を振り返ってみませんか?
ティーチング指導をしてるなと感じた方がいましたが気付いた時が指導を考え直すチャンスだと思います。
中々指導を変えるのは難しいと思います。
チームの成績が上がらない、チームが強くならないと感じられてる方は気軽に総合整体療法室にご相談ください。
チーム指導もさせていただきます。
個人指導もさせていただきます。
もちろん監督やコーチの指導を否定はいたしません。
ほんの少し指導目線を変えてみませんか?