舞鶴のスポーツ整体プロ、総合整体療法室です。
2月17日土曜日の午後から京都共栄学園高等学校野球部へトレーナー活動に行ってきました。
今回は腰椎分離症と腰椎すべり症の選手と腰椎分離症予備軍とでも言える選手5人を集中的に指導してきました。
野球だけでなくどのスポーツにも言えることですが、腰、お尻、太もも裏(ハムストリング筋)の柔軟性が低下してくると骨に影響が出てきます。
いわゆる疲労骨折というものです。
筋肉に柔軟性がなくってくると腱に負荷がかかってきて最終的には骨が剥がれてしまいます。
特に重症な症状なのが腰椎分離症です。
分離症が起こり腹筋に力がなくなってくるとすべり症になってきます。
すべり症は椎体と椎弓が骨折によって離れ、椎体が腹部方向にすべり出すことを言います。
すべり症になると神経圧迫がおきてきて下半身の痺れや麻痺、筋力低下などをおこしてきます。
このような症状を持つ選手や予備軍の選手に対して骨盤周りのインナーマッスルストレッチ、腰部のストレッチを実施した後にバランスボールとメディシンボールを使用したトレーニング指導で体幹、腹筋のトーニングを実施しました。
腰椎分離症と腰椎すべり症を併発している選手に対しては骨盤周りのストレッチが自重トレーニング、ゴムチューブを使用した腹筋運動をしてもらいました。
私の経験上、腰痛を起こすのは腰の筋肉というより骨盤周りのインナーマッスルが硬くなり、次にハムストリング筋、臀部(お尻)が硬くなると腰痛がでできます。
案の定分離すべり症の選手を除いた4名は骨盤のインナーマッスルが以上に硬かったです。
とにかく二週間しっかり指導したメニューを実施するように周知徹底してきました。
3月から練習試合さらには春季大会もはじまってきます。
万全のチーム状態で試合に臨んでもらうためにも復帰を目指して頑張って欲しいとおもいます。
夏の甲子園100回大会に向けて猪突猛進あるのみ‼︎
私も全身全霊をもって選手の復帰に向けて最善を尽くしていきます。