舞鶴のスポーツ整体プロ、総合整体療法室です。
昨日は2週間に一回野球トレーニングに来ている野球少年のトレーニングの日でした。
この少年は野球を始めて一年経ってない少年で、お父さんが専門知識を持っている私に息子さんを指導して欲しいと言う事で通っていただいてます。
トレーニングは基本的に投球腕トレーニング、バランスボール、ストレッチを中心におこなっています。
野球を始めた時だからこそ基本を身につけてもらい怪我、故障をしない身体作りをしてもらってます。
特に投球時のフォームは、しっかりと身につけてもらうため肩、肘の使い方を徹底的に指導しています。
で、タイトルの形にこだわるなはバッティングの事で、この野球少年はバッティング時にバットのヘッドが頭の後ろに入る癖がありました。
そこで私は、この癖を修正するためゴルフで言うところのドロー〜フェース軌道のバッティングやフェース〜ドロー軌道のバッテイングをしてもらったりしてましが私の中でどうにも納得がいかない部分がありました。
そんな時、あるプロ野球キャンプをテレビで見ていたら7年バッティングで伸び悩んでいる選手が昨年からバッティングフォーム改善を行い結果が出ている話題をしていました。
野球少年と話題になっていた選手の共通点は、スイング時にパワーがある、パワーがある分バッティング時にバットヘッドか頭の後ろに入る点でした。
バッティング時にバットヘッドが頭の後ろに入るとボールインパクトの瞬間下半身の動きに対して上半身のタイミングが半歩遅れるため鋭い当たりをしてもファールになったり、引っ掛けて内野ゴロになったり、凡フライになる確率が格段に高くなります。
ここが改善されてくるとインコースの詰まりそうな球でも身体の回転を上手に使いヒットにする事ができます。
そこで7年バッティングで伸び悩んでいるプロ野球選手が行なったフォーム改善は、初めの構えからバットヘッドを頭の後ろに置いておくことでした。
この改善をした事によりバッティング時にバットヘッドが頭の後ろに入らなくなり苦手だった内角の球を綺麗に外野に運べるようになってました。
そこで私は既存の考え方にこだわらず、その選手の短所と言われている癖を長所にすればいいんだと考え直し昨日、野球少年に構えからバットヘッドを頭の後ろに置くように指導しました。
構えを変えたことによりバットがスムーズに出るようになり、下半身と上半身が連動して動くようになり気になっていた膝、腰の負担が格段になくなりました。
本人も素振りが楽になり楽にバットが振れるようになったと言ってました(笑)
昨日の事で思ったのは指導する側は、これが当たり前だ‼️これが世の中の考えだから‼️という考えで指導するのではなく人それぞれの個性を活かす指導、短所を長所に帰る指導を考えていかなくてはいけないなと考えさせられました。
子供の野球の事でお悩みの方は是非、総合整体療法室にご相談下さい。
野球以外のスポーツのご相談も承っています。
皆様からのご相談、ご連絡お待ちしていますm(_ _)m